コラム

代表の奮闘を間近で支える喜び

株式会社Nekonote 代表取締役伊藤の秘書です。

私が代表の秘書になる前にNekonote史上稀に見る大きなアクシデントが2度もあり、私と代表は、2度の予期せぬアクシデントを共に経験した間柄です。

問題解決のために、夜中の2時まで一緒に仕事をしたこともあります。

このような面白味のあるご縁から今回正式に代表の秘書となり、いくつもの壁を乗り越えながら社長として進み続ける代表の姿を見守っています。

代表の第一印象は、かわいらしい現代風の女性。誰もが「優しそうな人だ」と好印象を抱くと思います。

悪口に聞こえるかもしれませんが、表向きは優しくかわいい女性でも中身は真逆。毎日朝から晩まで携帯を片手に営業活動に飛び込む、40代の男性会社員のようです。

私たちはオンラインのお仕事なので、直接会う機会はそう多くありません。しかし、オンラインでは見えない代表の働き振りが見られるのは、オフラインならではの醍醐味です。

先日3ヶ月ぶりに代表とお会いしました。2人でセミナー運営の準備を行っている最中、機材トラブルが発生。

現場には機材トラブルに詳しい人がおらず、代表が率先していつも通りのセミナーが進むよう伴走!

ヒールにスカート姿で片手にパソコン、もう片手に携帯を持ちながら会場を駆け抜ける姿に「今までの自分は何も仕事をしていないじゃないか」と思わざるを得ないほどのショックを受けました。

そんな代表の頑張りが報われ、機材トラブルは解消。セミナー会場にいた多くの人から「よく頑張りましたね」「伊藤さんがいなかったらダメだった」など、これでもかと言うほどのお褒めの言葉が飛び交いました。

セミナー後の懇親会でも落ち着く暇もなく、クライアントへの返信や参加者の対応など至れり尽くせりの働きぶり。

少し落ち着いたタイミングで代表に「なんでそこまで頑張れるのですか?」と聞いてみました。

代表は「外部の業務委託でなく、その社長の正社員だと自覚して動く。業務委託でも正社員かのように動き、陰から一番の味方でいたい。そして一番は、クライアントのお客様まで大切にしたい」とにこやかに話しました。

私は「これが社長と同じ温度で働くことか」と感銘を受けたのを覚えています。

以前「事務員と秘書の違いは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられなかった私ですが、今では明確に答えられるでしょう。

どんな環境や状況でも臨機応変に対応し、社長を勝たせるのが真の秘書です。同じ方向に向かって代表と秘書はそれぞれ別のボートを漕いでいます。

代表が振り返ったり立ち止まったりせず、前だけを向いて進めるように、私は隣のボートから静かに波を読みながら支えていきたいと思います。